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フリーのwebライターとして活動する鈴森すずねのブログです。

スパークリング日本酒は一ノ蔵酒造の「すず音」が原点にして頂点だという話

 スパークリング日本酒という新しいジャンルの古参「すず音」

 

「すず音」という日本酒をご存知でしょうか。

 

読み方は「すずね」。宮城県一ノ蔵酒造というところで作られているスパークリング日本酒です。

 

最近では宝酒造の「澪」や月桂冠の「うたかた」など、色々な種類のスパークリング日本酒を見かけるようになりましたが、「すず音」は今年で誕生から20周年とスパークリング日本酒の中でも比較的歴史の長い部類のお酒です。

 

そして、私のペンネームである「鈴森すずね」という名前の由来となった、大好きなお酒でもあります。

 

「すず音」の認知度の低さを嘆くしかない

 

スーパーや酒屋さんのコーナーでも、スパークリング日本酒だけはオシャレな感じの果実酒やカジュアルワインなどのお酒に混ざって販売されていることも少なくありません。

 

スパークリング日本酒というジャンルの知名度自体も、今まで日本酒を飲まなかった層の取り込みに成功したことでかなり上がってきた感があります。 

 

しかし!!!

 

「すず音」を知っている人が!!!!

 

周囲に少ない!!!!!!!!!!!

 

というか取り扱い店舗が少ないせいか認知度が低すぎる!!!!!!!!!!!!

 

 

うまいのに!!!!!!!!!!(憤怒)

 

 

というわけで、日本酒好き&スパークリング日本酒好きの一角として、すず音の布教記事を第二回目のブログに記しておきたいと思います。

 

スパークリング日本酒というジャンルの歩み

スパークリング日本酒、というジャンルについて全然知らないという人もいるかもしれないので、まずは軽く解説しましょう。

 

スパークリング日本酒は、正式名称を「発泡日本酒」といいます。発泡している日本酒、そのまんまの名称ですね。

 

最近ブームになっているので新しいイメージがありますが、その歴史は意外に古く、スパークリング日本酒自体は戦前から色々な蔵で作られていました。

 

しかし、安定して作るのが難しいという技術的な問題や、味が当時の人々の好みに合わないといった嗜好性の違いによる問題から、手間と利益が釣り合わないと判断されたこともあって大きな普及には至らなかったようです。

 

 

時は流れて飽食の時代・平成。

西暦にして1998年に「すず音」が販売開始されました。

 

それまでもスパークリング日本酒はいくつか存在しましたが、「すず音」はじわじわと口コミで評判を獲得し、あっという間にスパークリング日本酒のトップへ上り詰めます。

 

日本酒は女性からは敬遠されがちなジャンルですが、「すず音」の今までにない柔らかな口当たりとほのかな甘みは女性にも好評で、強いお酒が苦手な女性たちからも支持を集めるようになりました。

 

期待の新星にしてスパークリング日本酒普及の立役者「澪」

 

そして2011年、スパークリング日本酒界に新星が誕生します。

 

宝酒造の「澪」(みお)です。

スパークリング日本酒と聞いて、まずこれを連想する人も多いのではないでしょうか?

 

コバルトブルーの細身のボトルに、白とピンクの水玉をあしらったおしゃれな瓶をコンビニやスーパーでもよく見かけます。

 

今でこそ手軽に手に入り、スパークリング日本酒の知名度トップの名を欲しいままにしている感がある「澪」ですが、発売当時はスーパーなどには流通しておらず、一部の高級レストランや百貨店でのみ販売していました。

 

しかし、こちらも飲んだ人たちから口コミで高い評価を得たことで、2013年にTVCMを展開し、スーパーやコンビニなどでの販売に踏み切ることになります。

 

そして、「澪」の知名度が高まるにつれて、スパークリング日本酒といえば「澪」しか知らない、他のやつもあるんだ?という人も増えてきました。

 

取り扱い店舗や知名度の少なさがディスアドバンテージとなり、「すず音」はかつてのスパークリング日本酒のトップから知る人ぞ知るスパークリング日本酒という立場へ移動することになってしまったのではないかと推測しています。

 

 

ここで一点だけ訂正です。

誤解されるかもしれませんが、筆者は「澪」も好きです。

 

「澪」も好きです。(二回目)

 

 

というか、発泡している日本酒なら大体なんでも好きです

 

手に入りにくい、知名度もそれなり…それでも「すず音」が好きな理由

 

2014年に月桂冠から「うたかた」も発売され、スパークリング日本酒が飲みたいと思ったらスーパーやコンビニへ行けばこの二つのうちのどちらかは大体購入できるようになりました。

 

スパークリング日本酒好きには非常にいい時代です。

それに加えて獺祭や八海山など、他の蔵からもスパークリング仕様の日本酒が出ています。そんなの美味しいに決まっている。

 

しかし、それでも私は「すず音」が一番好きです。

 

色々好きなポイントはあるのですが、最も大きな点を挙げるとしたら「泡の違い」でしょうか。

 

「澪」や「うたかた」はサイダーのような大きな泡が特徴です。のど越しもばっちりで、炭酸の刺激と日本酒の香りが相まって鼻に抜けていく感じがあります。

 

一方「すず音」は泡の大きさが非常に小さく、きめ細やかです。グラスに注ぐと細かい泡がグラスに当たってチリチリ…と微かな音を立てます。のど越しも柔らかです。

 

私は炭酸が強いチューハイやのど越しがきつい酒があまり得意ではく、それでも酒が飲みたいという理由から日本酒を飲み始めたので、こののど越しの柔らかさがとてもありがたいのです。

 

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画像は先日晩酌で飲んだ「すず音」です。

この日は生ハムのペースト にクラッカーを添えたものをおつまみにしましたが、チーズやフルーツなどシャンパンに合いそうなものなら大体美味しいです。

 

あと、「澪」や「うたかた」のとってもおしゃれなパッケージも勿論好きなのですが、このちょっとレトロな緑色の瓶のデザインも他にない感じのデザインでおしゃれだと思いませんか?

 「すず音」の取り扱い店舗がない問題

 

先ほども記述した通り、「すず音」の取り扱い店舗はあまり多くありません。

私は最近近所の大型スーパーが取り扱ってくれるようになったので小躍りしながら購入していますが、それまでは「酒屋の店頭にたまに入ってくるものを見かけたらすかさず買い占め」がデフォルトでした。

 

しかし、一ノ蔵酒造のオンラインショップならいつでも購入することができます。

おまけに一本あたりの単価だけなら酒屋さんで買っていたときよりも安いです。

 

送料がちょっと高額なのが玉に瑕ですが、興味のある人はこちらからどうぞ。

www.jizakeshop.co.jp

店舗ではなかなか見かけない、ピンクや黄色の「すず音」も購入可能です。

 

 スパークリング日本酒というジャンルの今後の展開

 

日本酒というジャンル自体は海外で最近注目を集めていますが、日本酒という業界そのものの売り上げは右肩下がりが続いています。

日本酒はきつい、匂いが苦手、口に合わない…という若い人も多く、日本酒が好きだと言うと私の年代(20代です)ではまだまだ変わり者扱いされることも少なくありません。

 

国内の消費が落ちているという現実と向き合わなくてはいけない日本酒業界において、ここ10年ちょっとで急速に普及したスパークリング日本酒の存在は一種の起爆剤になってくれるのではないか、と密かに期待しているのです。

 

外国で日本酒が高く評価されているのは喜ばしいことなのですが、やはり同世代の若い人たちが日本酒のおいしさにもっと気づいてくれたら、そしてその入り口としてスパークリング日本酒に親しんでくれたら、やがて日本酒を飲むということ自体がもっと身近になるのではないかと思います。

 

最後に、機会があったらでいいので「すず音」を是非一度飲んでみてください。本当においしいですから。

 

フリーライターの癖にブログを書くのが苦手

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 フリーライターなのにブログを持っていませんでした

皆様、初めまして。

まずは初回記事なので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

鈴森すずねと申します。

昨年まで会社員として普通に働いていたのですが、会社でのコミュニケーションがうまくいかず息苦しい日々を送っていたときにライターという職業と出会いました。

会社でのコミュニケーションがうまくいかなかった原因はまあ色々あったのですが、これは追々詳しくお話することにします。

2017年に仕事がキャパオーバーになったことで思い切って退職し、現在フリーライターとして生活しています。

 

ライターとして生計を立てている、または立てようと試みている人は、必ず一度は先人たちから受けるアドバイスがあります。

 

「ブログを書きなさい」

 

と。

 

記念すべき初回の記事は、「フリーライターなのにブログの記事を書くのに苦戦している話」にしようと思います。誰に需要あるんだこれ。

 

 書くことは好きなのにブログは苦手

書くことは好きです。

不肖鈴森、会社員を退職して転職活動もせずライターという道を選ぶくらいなので。

 

しかし、ライターとしてぼちぼちと駆け出すうちに気付いてしまいました。

 

自由テーマで好きなように書くというのが、自分にとっていかに難しい課題であるか、ということに。

 

そしてこれが私をブログの道へ一歩踏み出すのを半年間躊躇させる原因となりました。

 

 趣味でブログ書いてる人は化け物か何かだと思う

ブログをつけるのが趣味という人は世の中にたくさんいらっしゃいます。

中には複数持っているブログを、全て週数回ずつ更新しているという猛者も。

 

しかし、ブログに何を書くのかというテーマ決めの段階で悩みすぎて脳が脱水しそうになる私のような人間には到底無理です。

毎日なんでそんなキラキラした文章書けるの?何考えてるの?(誉め言葉です)

 

 

ブログはフリーライターにとって非常に有益なツール?そんなこと知ってます(泣)

しかし、フリーライターにとってブログは非常に有益なものです。

自分の好きなことを書くことで文章力の上達につながるのはもちろん、クライアントさんに記事を見せることで武器にもなります。

 

それに、いただける仕事だって必ずしも自分の大好きなジャンルの案件ばかりではありません。(いや、幸運なことに私は今のところは比較的好きなジャンルのお仕事をいただいてるんですけどね)

好きなことを何の制約もなく書けるという意味では、ブログは貴重な発表の場でもあるわけです。

 

とにかく頑張る

 

というわけで、自分の実績のため、好きなことを書く文章の練習のために、ブログをなんとか継続できるよう頑張りたいと思います。

 

あーーーだめだ!全然だめ!らしくない!

なんかこうもっとエモい文章が書きたい!というかほんとなにこの文章日記くらいもっとこうなんかいい感じに書けよおおおお前の文章ありきたりなんだy

 

頑張りたいと思います!!!(2回目)